Vol.2 EP1 2011/04/26 (Tue)

イチゴ共和国の政治は腐敗の道を進んでいた。辺境惑星と貪欲なキンカーン率いる通商連合の間で貿易関税率をめぐる論争が繰り返されていた上、汚職が進む元老院は本来の機能を失い、政局は混沌の極みにあった。業を煮やした通商連合が惑星クリームを見せしめとして威嚇包囲するに至り、元老院最高議長アイベリーは、共和国の守護者15menに助力を求める。
15menマスターのアマオウ、パダワンのバナナンが、惑星クリームと通商連合の紛争を仲裁するために、特使としてクリームに派遣された。二人は拘束寸前であったクリーム元首ベニホッペ女王を救出し惑星を離脱するも、敵の追撃で船が損傷。修理の為、砂漠の惑星カスタードに降り立つ。

※左からアンドロイド「R1D5」,「バナナン」、マスター「アマオウ」
　
※惑星カスタードを裏から牛耳るギャングのボス「キゥイザハット」

ジャンク・パーツ屋に訪れた一行は、幼い奴隷の少年サガホノカ-イチゴウォーカーに出会う。サガホノカのポッド・レースでの並外れた才能を感じたアマオウは、それが「フォース」の力で、彼に潜在するフォースは並居る15menを遥かに凌ぐほど強大であることに気付く。ポッド・レースの賭けに勝ったアマオウは船のパーツを手に入れると共にサガホノカを奴隷から解放し、15menになる道を提示する。

※ジャンクパーツ屋で奴隷として働くサガホノカ。足には外そうとすると爆発する爆弾が付けられている。これはキゥイザハットの頭のお花から電波で操作管理されている。

母は奴隷のまま自由を得る事は出来ず、「15menになって、必ず助けに来る」と母に誓ったサガホノカは、惑星ケンミックスに向かう15men・ベニホッペ一行に加わる。その折、一行は謎の果物ダース・ブルベの襲撃を受ける。

つづく

Fruit Wars Vol.1 2011/04/19 (Tue)

お菓子世紀201X年、遥か愛媛県の厨房において、それぞれが一つの国家である数十万のお菓子より構成されたSOU共和国という巨大な共同国家体が存在した。しかし、時が経つにつれ、政治の腐敗が生じ、統治秩序は崩壊、共和国は分裂の危機を迎えようとしていた。
こうした中、古代より共和国の秩序を陰で支えてきた15menと呼ばれる騎士団が、共和国の秩序を回復させるために奮闘する。だが、彼らの前に、数千年も前に滅びたといわれる悪の力を信奉するブルーベイビーズが現れる。彼らの理想はイチゴの排除と、強力な秩序を持った「デコレーション」という形でのケーキの支配であった。
そんな中、辺境のパティスリーである一人のイチゴの少年が15menとして導かれる。

この少年が、イチゴとブルーベリー、そしてSOU共和国の運命に大きく関わっていく事となる。この少年と後のその子供達の成長、イチゴとブルーベリーの攻防、そして、SOU共和国からSOU帝国へ変わり、そして、帝国の圧制に対する反乱により再び復活した「新SOU共和国」への変遷を描いた壮大な物語である。

Comming soon...「Fruit Wars」 2011/04/15 (Fri)